第13章 ステレオタイプと物語
ステレオタイプとは心が行う速記
なんかいい言葉だ
よく知られているタイプの特徴となるものを見つけると、頭に入れて持ち運んでいるステロ版を使って全体像の残りを埋めていく
なるほどそういう意味(由来)だったのか。初めて知った。
潜在連合テスト(IAT): 表示されたタイプの顔を特定の種類の単語と結びつける
テストを何度も受けても、結果は改善されない
遺伝的に決定された偏見はひとつもないが、生まれつきもっているバイアスがやっかいな作用をする。いったん形成されたステレオタイプは書き換えにくい。
白人と黒人に対する印象づけを子供の頃から教育されていた場合恐ろしいことが起きるなと思った
さらに衝撃的なのが、このテストを開発した社会心理学者の談によれば「隠れた偏見に気づいても、偏見を根絶する助けにはならないようだった」ということだ(5)。
なんと。。
人種差別は、子どもに降りかかるものではなく、子どもがすることだ
大人と同じくらい否定的な態度を見せながら、それを隠すのが大人よりもたいてい下手だ
これはそう。
まだ多くの人に会って話をしたりしないから、解像度がとても荒いステレオタイプに当てはめているイメージ
自分とはちがう民族の人の養子になったり、外国人の子守りに育てられていたりする子どもは、自身の背景をふまえて、周りの人たちからの扱われかたから自分がどのようにふるまうことを期待されているかを理解しているようである
学校で外国語の講師だけが極端におどけていたりするの、よくないなーっておもう
遺伝的に決定された偏見はひとつもないが、生まれつきもっているバイアスがやっかいな作用をする。
遺伝的=生まれつき持っているだと思ってたけど、なんか違うっぽい。。サラッと読み飛ばしてしまったのかな。
Although no specific prejudice is set by genetics, that our proneness to be biased is innate has a troubling effect: once formed, stereotypes resist revision. This unfortunate fact, a leading group of psychologists has concluded, “may explain, in part, why conflicts among different language and social groups are pervasive and difficult to eradicate.”
遺伝によって特定の偏見が決まることはないが、偏見を持ちやすい体質が生まれつきであることは厄介な影響を及ぼす
一旦形成されたステレオタイプは書き換えにくい
その通りだと思う。書き換えられた事例とかはあるのだろうか?
「おぼえて、忘れて、意味づけして、物語を作る」
起源についての物語はどれも、出来事を素直に語ったものではない。歴史を作るということは、繊細で難しい作業なのだ。大切なのは真実ではなくお話
それな。勝者によって都合の良い解釈がなされると考えるのが自然。